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2010年は22戦9勝(7KO)10敗3分 1年を総括
 三垣龍次の東洋太平洋王座獲得で幕を開け、三垣のV2で幕を閉じた。M.Tジムの2010年を一言で表現するならそうなる、と高城正宏会長は話す。総合戦績は22戦9勝(7KO)10敗3分。1月の三垣の戴冠後、しばらくM.Tは白星から遠ざかったが、下半期に入って急こう配を描いた。「しばらく1勝でストップしたけれど、最後連勝してよかったです。負けて悔しい想いもしたし、感動もしました。ひとつには岡田隆志のアメリカでの活躍が選手たちの刺激になっているはずです。そして個々をみれば、本来持っている能力をきちんとリングの上で発揮できるようになってきたように思います」(高城会長)。スリリングな打撃戦で国内中量級での存在感を増してきた三垣に加え、今年後半に連勝した星野晃規や和氣年邦らが、ジム全体を活気づける。B級で2勝をクリアし、二人は2011年からA級ボクサーに。三垣に続く、M.Tの牽引役として期待がかかる。
 2010年、みなさまのM.Tジムへのあたたかいご声援に感謝いたします。
 きたる2011年もまた、変わらぬご支援をお願い申し上げます。
三垣V2!!! 2連続TKO勝利
 東洋太平洋ライト級チャンピオン、三垣龍次は12月13日、同級7位の挑戦者・高瀬司選手(大阪帝拳)を迎えて2度目の防衛戦を行い、8回51秒TKO勝ちを収めた。
 試合は初回から三垣のワンサイドだった。持ち味である左ジャブでペースをとり、右クロスを当てて早々とダウンを奪ったチャンピオンは、その後も左フック、ボディブローで挑戦者を圧倒する。が、「最初にパンチを合わせた瞬間に、自分とはレベルが違うと感じ、それからは玉砕覚悟でいきました」という高瀬選手の奮闘に遭い、「パンチが当たりすぎて自分でもセーブが効かなくなった。雑になってしまった」という三垣は一方的優位のまラウンドを消化していく。ショートレンジでのコンビネーション、誘いをかけた上での右カウンターで相手にダメージを蓄積させていくチャンピオン。6回中盤からKOに臨みをつなぐ挑戦者が右ストレート、右アッパーで反撃を試みたが、ここでも三垣はショートパンチで凌ぎ切る。そして8回。もはや疲労困憊の高瀬選手に三垣の右ストレートがさく裂。追撃しようとしたところで、レフェリーストップがかかった。「相手の気持ちが強くて、それに合わせてしまって打ち合い、不要なパンチをもらってしまいました。立て直せなかったのは…今後の課題です。初回にダウンを奪ったけれど、ダメージはわからなかったです」と、試合後のインタビューで舌も滑らかだった三垣。前回の初防衛戦前に食中毒に苦しんだ“事件”に話が及ぶと、「今回はそう記者さんたちに聞かれると思ったので、火の通ったものしか食べてません」と笑いを誘った。来年予定される次期防衛戦は、1位のチョー・ヒジェ(韓国)との指名試合になる予定。
星野、鮮やか初回TKO勝ち!!!
 12月13日、三垣龍次V2戦のアンダーカードに出場した星野晃規が、みごとな初回2分38秒TKO勝ちを収めた。ワタナベジム所属の松山真虎選手との52.7kg契約6回戦。ジャブを突いて落ち着いた立ち上がりをみせた星野は1分あたりで右ストレートをクリーンヒットすると、「当たると思っちゃった。急ぐ必要はなかったんだけど…あれが効かなかったら、もっとジャブ突いてじっくりいってたと思います」と、攻撃のピッチを上げる。次々と右クロス、左ボディブローが当たり出し、中盤には痛烈なダウンを奪った。立ち上がった相手に対し、ボディブロー中心に追撃。一方的になったところで松山陣営からタオルが投げ込まれた。
 2月、ショッキングな20秒TKO負けを喫してスタートした星野の2010年。7月の再起戦では2回TKO勝ちで復活し、今回の鮮やかな初回TKO勝ちで2連勝。B級2勝をクリアし、A級昇格の資格を手に入れて新たな年を迎える。なによりこの日は、敬愛する三垣の露払い役。「今日は絶対に負けられないと思ってました。三垣さんは、たくさん見習うところがあって、それがこの好調に結び付いています。体重の落とし方、いいイメージの持ち方。今は全然、“負けるイメージ”がないんです。これからも勝ち続けるだけ。もう3敗1分もしちゃってるんで。勝つことが未来につながると思います」。そう語る星野の戦績はこれで10戦6勝(4KO)3敗1分となった。

和氣も明白な3-0判定勝ち
 バンタム級の和氣年邦が11月26日、福田勇輝選手(ワンツー)に3-0の判定勝ちを収めた。9月の前戦で久々の白星を飾り、「もう一つ勝てばA級」という意識で臨んだ和氣は、左ジャブを軸に右ストレートもあわせて試合を優位に進めた。終盤戦は疲れもみえたが、「下がったら打たれる」と、気持ちで前に出続けた。スコアは59対56が二人と58対56が一人の3-0。岡田隆志とは岡山・関西高校の同期という仲で、友のアメリカでの奮闘に大いに刺激を受けている。「岡田には負けたくない」。A級昇格の条件、B級2勝をクリアし、さらなる飛躍を誓っている。

    →その日のメインイベンターだったタイ人と写真に収まる和氣
岡田がフルマークの判定勝ち
 11月18日、米国カリフォルニア州サンディエゴのクラウンプラザホテルで、岡田隆志がスーパーフライ級4回戦に登場。ダニエル・モダド(メキシコ)に3-0の判定勝ちを収めた。ジャッジ3者ともに40対36をつける完勝だった。岡田は「思ったとおり、作戦どおりに戦えた。油断もなく手を抜くこともなく、4回戦ボーイとして必要な心をもって戦えたと思っています。技術的には足りない部分もありますが、それでもフルマークで、無傷で終えることができたことが何よりだと思っています。うまくすればKOできたと思いますが、それは次の課題としてとっておきます」と語っている。岡田はこれで4戦3勝(1KO)1分。アメリカでは2勝1分である。前回のニューヨークでの大金星、元トップアマのマクウィリアムス・アローヨ(プエルトリコ)への勝利の後、5ヵ月空いての米国3戦目だったが、この後は12月中にも試合予定があり、すぐにトレーニングを再開している。                  →対戦者モダドと
伊藤が鮮やかTKO勝利 !!
 11月12日、東京・後楽園ホールで、伊藤史耶が鮮やかなTKO勝ちを収めた。深山一裕選手(セレス)とのライトフライ級6回戦。今年7月に一度対戦し、その時は互いに一歩も譲らぬ打ち合いの末、引分に終わっている。しかし今回。「再戦ということで研究されているだろうと思っていました」という伊藤は、前回とは違う展開に持ち込んでみせる。開始早々に深山選手の出端を右クロスで叩き、先手をとった。前回同様に被弾も時折みられるが、伊藤は崩れない。小気味よく動きながらタイムリーなヒットを上げていく。2回に入ると右アッパーと左の上下打ちなども加え、中盤前に一度、ラッシュに出た。このチャンスは凌がれてしまったが、まもなくして、今度はリング中央で連打を浴びせ、レフェリー・ストップを呼び込んだ。ストップの時間は2回2分38秒。「こっちは全然相手のことを研究してませんよ。ただ左ジャブだけ丁寧に突いていこうとだけ考えていました」と控え目に語る伊藤。この勝利で 12戦5勝(3KO)6敗1分となった。

岡田隆志、11月18日にアメリカ第3戦!
 昨年、米国ロサンゼルスに拠点を移して活動を続けている岡田隆志が11月18日、カリフォルニア州サンディエゴで米国第3戦を迎える。相手や会場は未定。スケジュールが組まれては消えるアメリカにあって、6月の大金星の後、岡田の試合も何度となく幻に終わってきたが、今回はようやくリングに上がれそうだという。イバン・カルデロンを降参させて評価を上げたWBA/WBOライトフライ級王者ジョバニ・セグラ(メキシコ)を始め世界チャンピオンクラスとのスパーリングをこなす日々。「いつもガチンコでやるわけではないですけれど、相手は本当に強いので、すごく勉強になります」と語る。ジムメイトのIBFライト級王者ミゲール・バスケスらに日本語を教えて「日本語の先生」と呼ばれたり、コミュニケーションを楽しんでいる様子。そんな岡田の次戦に期待しよう。

渡部は判定負け
 同じくスーパーフェザー級の渡部真弓が11月8日、東京・後楽園ホールで高橋夏樹選手(帝拳)と4ラウンズを戦ったが、3−0の判定負けに終わった。1戦1敗同士、高橋選手は現役モデルというイケメン対決だったが、渡部はパンチが単発気味で手数が少なく、上下の打ち分けも十分ではなかった。結果、採点は40対38が二人と40対38の3−0。デビュー戦は消化不良の負傷TKOに終わり、黒星を連ねてしまった渡部は「反省点が多いです。やはり試合になると自分の思い通りにいかないということを痛感します。もっとしっかりと練習で身体に沁み込ませないと」と、試合のリングで学んだことを次回に生かす決意を固めていた。
加川、負傷TKOで敗れる
 スーパーフェザー級の加川達志は11月2日、東京・後楽園ホールで伊藤雅雪選手(伴流)と4回戦を行ったが、2回終了TKOで敗れた。スタートから距離感に優れた相手のペースで進み、2回終了間際に加川の右眉下から出血。これは伊藤選手のパンチによる傷との裁定で、このラウンド終了後にレフェリー・ストップとなった。後半での巻き返しが期待されただけに悔やまれる幕切れだった。加川はこれで8戦3勝4敗1分に。
 
茅ヶ崎市民大会結果
 10月30日、神奈川県茅ケ崎市総合体育館で行われたアマチュアボクシングの茅ヶ崎市民大会に、MTジムからは成人2名が
出場した。フライ級の長谷川英樹(vs 阿部尚人選手・新田ジム)、ライトウェルター級の山口真吾(vs 古川翔太・湘南RYUJU)ともに初回RSC負けに終わったが、これが初めて上がった実戦のリング。ジム内でのスパーリングとは違う貴重な経験をし、これからのトレーニングに変化がみられるはずだ。
三垣のV2戦、12月13日に高瀬と
 9月20日に初防衛を果たした東洋太平洋ライト級チャンピオンの三垣龍次が12月13日、東京・後楽園ホールで2度目の防衛戦を行うことが決定した。相手は大阪帝拳ジムの高瀬司選手。同級7位にランクされる無敗のハードパンチャーだ。先のV1戦では金井アキノリ選手(姫路木下)とのダウン応酬の激戦に打ち勝った三垣だが、またも12戦全勝(7KO)という強打者を迎えることになった。またこの日の前座には星野晃規も出場する(相手未定)。
 ※近日中に三垣のインタビューを掲載予定。
横須賀市民大会で藤井が快勝
 
9月23日(祝)、横須賀市総合体育館で行われたアマチュア市民大会で、少年の部ライト級に出場した藤井元希が2回1分36秒RSC勝ちを収めた。初回早々にいきなりラッシュでカウントを聞かせた後、何度か被弾する場面もあったが、最後は左ストレート一発で豪快に相手を倒した。が、「でも反省点ばかり。こんどは一発ももらわずに勝つ」とセンス抜群の高校生は気持ちを引き締めていた。成年の部では福岡貴浩が2回と3回にカウントを聞かせて3回RSC勝ちを飾った。今回出場した4名の選手はいずれもこれがアマデビュー戦で、それぞれに初めてのリングを経験し、スパーリングにはまったくなかった感覚に刺激を受けた様子だった。

↑○藤井元希<RSC2回>森亮太

↑○福岡貴浩<RSC3回31秒>大久保康司

↑●行廣隼起(左)<RSC2回>山本雄介

●遠藤瞬(右)<初回KO>木下朋之 

三垣、劇的TKOで初防衛に成功!!
 1月16日の戴冠から約8ヵ月。東洋太平洋ライト級チャンピオン三垣龍次が9月20日、埼玉・さいたまスーパーアリーナで同級14位のハードパンチャー、金井アキノリ選手(姫路木下)を6回1分11秒TKOに下し、初防衛に成功した。2ラウンドに右ストレートを浴びて痛烈なダウンを喫した三垣だが、落ち着いて対処。続く3回には連打から右フック、左フックをクリーンヒットして金井選手をキャンバスに落とした。その後は多彩なコンビネーションでダメージを蓄積させ、最後はパンチをまとめてレフェリー・ストップを呼び込んだ。三垣はこれで17戦15勝(11KO)2敗。金井選手は26戦21勝(20KO)5敗。
 開始早々から右のストレートやアッパーで先手をとり、順調な滑り出しをみせた三垣だったが、試合後に驚愕の事実を明かした。なんと前日の計量後に食当たりに見舞われ、試合直前まで点滴を受けていたというのである。「いい肉を、ナマで食べてしまいまして。刺身用じゃないやつです。なんででしょうね…なんか、食べたくなっちゃったんですね」。下痢と嘔吐に苦しみ、なんとかリングに立ったものの脚に力が入らない状態だったという。が、そんな絶不調を感じさせない動きだった。2回開始早々、迫力満点の強打で知られる金井選手の右をまともに浴びてダウンしたが、立ち上がった三垣の表情には落ち着きが感じられた。「効いていないと言えばうそになるけれど、冷静でした。強打者だと聞いて予想していたよりは、意外と大丈夫だった。右は伸びてくるけど、合わせようとしているのもよくわかったし」と三垣。金井選手も試合後、「ポーカーフェイスなんで、効いてるのかわからなかった」と振り返っている。そのラウンドは何度となく金井選手のパンチにのけぞるシーンがあったが、続く3回は自ら打ち合いに持ち込んで、ダウンを奪い返した。立ち上がった相手の足元にはダメージが明らかだった。喜びを爆発させるチャンピオンはその後、コンビネーションで優位をキープ。4回終了時点に発表されたスコアは、38対36、38対36、38対35といずれも三垣を支持。「多彩なパンチで自分のボクシングができたと思う」と自身が語るとおり、キケンな強打者を相手に攻め急がず、ジャブを軸に上下攻撃で相手のガードを打ち破り、金井選手にダメージを与えてレフェリー・ストップまで持ち込んでみせた。
 アクシデントで周囲をハラハラさせながらも見事な勝利を収めた三垣は、「こんな形で負けたら獲った人(長嶋建吾選手)に申し訳ないので…。確実に防衛していきたいですね」と決意を語り、記者らから同日防衛戦を行ったWBA世界ライト級王者・内山高志選手への挑戦の可能性を聞かれると「誰が相手だろうとやりたい。内山さんはアマチュアの先輩でもあるので、やってみたい気持ちはあります」と思いを語った。
松尾、3回TKOでデビュー2連勝!
 9月9日、東京後楽園ホールで行われた興行『ゴールデンチャイルドボクシング』で、松尾実は斉藤明選手(金子)とスーパーバンタム級4回戦を行い、3回2分13秒TKO勝ちを収めた。
 2008年9月のデビュー戦で判定勝ちを収めて以来のリングだったが、松尾は気負って堅くなる様子もなく、右を狙ってくる相手に対して右カウンターや左ボディブローで対処。2回からは右ストレートのクリーンヒットが増え、時折差し込む左ボディブローも有効だった。そして迎えた3回。順調にヒットを重ね、最後は右ストレートをジャストミート。その一発で棒立ちとなった斉藤選手をみて、セコンドからタオルが投入された。
 実は減量で調子を落としてしまったという松尾は試合前、左腕が重く感じられて「いやなムードだった」という。が、リング上ではすっかり落ち着いてみせ、着々と勝利を手繰り寄せていった。フィニッシュブローは「必死だったので覚えていないんです。ただ練習した連打を出そうと思っただけ」と話している。今回の勝利で戦績は2戦2勝1KOとなった。
9月23日、横須賀市民アマチュア大会に4名出場予定
 9月23日(祝)、毎年恒例の横須賀市民大会が不入斗で開催される。MTから今年は4人がエントリー。その日に向けて腕に磨きをかけている。
<高校生の部> 行廣 隼起 バンタム級   <成年の部> 遠藤 瞬 ライトウェルター級
          藤井 元希 ライト級              福岡 貴浩 バンタム級
9.20 三垣の初防衛戦が決定!

 当初5月にセットされ直前キャンセルとなった三垣龍次の東洋太平洋ライト級王座の初防衛戦は、9月20日、さいたまスーパーアリーナコミュニティホールで行われることが決まった。WBA世界スーパーフェザー級チャンピオン・内山高志選手(ワタナベ)のV2戦のアンダーカードとして行われるもので、相手はかつてデビューから14連続KOをマークしたKOキング、現OPBF14位の金井アキノリ選手(姫路木下)。今年2月に2年9ヶ月ぶりにカムバックした金井選手は、5月に伊波ファンカスティーヨ選手を破ってランク復帰を果たしたばかり。迎え撃つ三垣も試合3日前のキャンセル、という不運から再び奮起し、世界2階級制覇者ホルヘ・リナレス選手(帝拳)とのスパーリングなど精力的に磨きをかけている。ファン垂涎の好カード。スリリングでエキサイティングな展開は、間違いない。現場でライブ観戦すべき一戦である。


星野が豪快KO勝ち!
 7月13日、東京・後楽園ホールで星野晃規が右一撃による見事なKO勝利を挙げた。沖縄の平仲ボクシングスクールの嘉納栄選手とのスーパーフライ級6回戦。「三垣さんを見習い、よく食べ、よく練習できた今回は、安定感があった」という星野は立ち上がりからプレッシャーをかけて出た。初回前半はやや変則的な相手を攻めあぐねたが、後半に入ると右ストレート、左フックで的確に相手をとらえていく。そして終了間際には右ストレートを機に畳みかけてダウンを奪った。その勢いに乗って2回に入るとあとは一方的に追い立て、最後は右ストレート一閃。前のめりに倒れた嘉納選手をみてレフェリーがノーカウントで試合を止めた。時間は2回36秒だった。「右ストレートは狙っていました。練習でよく当たっていた左フックにも自信があった」と笑顔を見せる星野。2月の前戦では初回20秒KOというショッキングな敗戦を経験し、「毎晩、次の試合で負ける場面が夢に出てきた」。今回、MTジムにとっても貴重な勝利を収め、「ほんとうに嬉しい」と喜びはひとしおの様子だった。

不運! 渡部、負傷TKOで敗れる
 スーパーフェザー級の渡部真弓は6月25日、東京・後楽園ホールでデビュー戦のリングに立った。が、初回わずか1分3秒で負傷TKO負けとなってしまった。同じくプロ初戦だったT&Tジムの山口晋平選手を相手に、開始から左ジャブで組み立てていったが、右カウンターで先手をとられると、左フックも被弾。パンチが交錯した際に渡部の右まぶたから激しく出血し、ドクターチェックの末にレフェリーが試合続行不可能の判断を下した。「血がぼとっと落ちた」と本人が言う傷はかなり広く、深いものだった。

FOX 局で全米生中継される試合だけに、当日朝には実況・解説者らから事前インタビューを受けた。アマ実績、相模原市の規模、家族のことなど、質問に答える岡田

ニューヨークにある殿堂MSG内“ザ・シアター”で行われた4回戦。WBOミニマム級王者イバン・カルデロンの防衛戦のセミファイナルだった。


三垣、V1戦は相手がキャンセル

東洋太平洋ライト級チャンピオンの三垣龍次は5月17日にさいたまスーパーアリーナ・コミュニティホールで初防衛戦を行う予定だったが、相手の趙喜在選手(韓国)が試合3日前になって肺炎でキャンセル。代役をあたったが間に合わずに試合当日は、日本スーパーフェザー級8位の小口雅之選手(草加有沢)と3分2ラウンドのスパーリングを行った。初防衛戦はあらためて、秋口をめどに交渉を進める。
横浜市民大会結果
 ゴールデンウィーク初日の4月29日、横浜文化体育館で第49回を数える横浜市民体育大会ボクシング競技会が行われた。MTジムからは一般の部に6名がエントリーしたが、相手の棄権等で実際にリングに上がったのはフライ級の鈴木雄太とライトウェルター級の市山怜の二人のみだった。鈴木はさくらジムの大久保康司選手と対戦。ワンツーを軸に組み立てたが、長身の相手が放つ長井ストレートに苦しめられ、初回に2度、2ラウンドに1度、カウントをとられて2回49秒RSC負けとなった。鈴木は「相手は長身でやりにくかったし、パンチもあった。自分のやりたいことができなかったのは、自分の練習不足です」と話した。一方、市山は同じさくらジムの佐渡章徳選手を明白なポイントで退けた。初回からタイムリーな右クロスをたびたびヒット。2回からは攻撃のテンポを上げて逆ワンツーなどで相手を圧倒、カウントも聞かせた。が、RSCに結び付けるには至らなかった。「去年は2回で終わらせているので、それを下回ってしまって、ぜんぜんだめですね。もっと、ジム教えてもらっていることを試合で出せるようにならないと」と、向上心の高さをうかがわせた。

                フライ級:鈴木(右)

三垣のV1戦は5.17
さいたまスーパーアリーナで


 東洋太平洋ライト級チャンピオン、三垣龍次の初防衛戦は5月17日、さいたまスーパーアリーナ、コミュニティホールで行われる。相手は同級2位の趙喜在(韓国)。この興行はワタナベジム主催の4大タイトルマッチとして行われるもので、メインイベントはWBA世界スーパーフェザー級チャンピオン・内山高志選手(ワタナベ)の初防衛戦。その他にWBA女子世界スーパーフライ級チャンピオン・天海ツナミ選手が江畑佳代子選手を迎えて防衛戦を行い、東洋太平洋スーパーフライ級王者・河野公平選手が殿村雅史選手(角海老宝石)の挑戦を受ける。
 昨年8月、日本ライト級チャンピオンだった三垣はその初防衛戦で近藤明広選手(日東)に敗れ、ベルトを失った痛い経験がある。今年1月、その再起戦で王者・長嶋建吾選手(エイティーン古河)からOPBF同級王座を奪取。今回はプライドをかけて初防衛成功を目指す。



←出来上がったばかりのチャンピオンベルトを巻く三垣
平成22年度東日本新人王トーナメントに、渡部と加川
 今年も東京・後楽園ホールを中心に開催される東日本新人王トーナメントに、MTからはスーパーフライ級の渡部諭、スーパーフェザー級の加川達志が参戦。すでに二人とも抽選で初戦が下記のとおり決定している。
■5月14日 スーパーフライ級4回戦 渡部諭×堀口貴博(小熊)
■6月4日 スーパーフェザー級4回戦 加川達志× 高津俊介(全日本パブリック) o中野晃志(角海老宝石)

4月からのスケジュール
 4月1日 後楽園ホール ウェルター級4回戦 園田俊輔 ※プロデビュー戦
 4月29日 横浜文化体育館 横浜市民アマチュアボクシング大会 数名出場予定
星野、伊藤ともに初6回戦は黒星
 2008年、2009年と新人王トーナメントで奮闘した星野晃規と伊藤史耶が2月26日、そろって東京・後楽園ホールで初6回戦に臨んだが、ともに白星を飾れなかった。第2試合に登場した星野はBoy's水戸ジムの品部正秀選手とのスーパーフライ級戦で、開始早々、距離が詰まったところに痛烈な右を浴びてダウン。後頭部を打ちつけたのを見たレフェリーが試合をストップした。1回20秒TKOという記録に。また第6試合、48.5s契約で沼田慶一選手(E&Jカシアス)と対戦した伊藤は、終始ハイテンポな攻防を展開。ボディブローや近距離でのコンビネーションでアピールしたが、ジャブや右ストレートの力感、的確性の面でやや劣り、僅差の判定を落とした。採点は57-57、57-58、56-58の0-2だった。
菅原、ダウン奪うも…
スーパーフェザー級の菅原裕樹は2月20日、東京・後楽園ホールでプロデビューのリングに上がったが、判定で敗れた。協栄ジムの松枝洸佑選手との4回戦。スタートから中間距離に立って果敢にパンチを交換し、初回中盤に右カウンターで見事ダウンを奪ってみせた。が、その後は相手の左ジャブや右クロス、左ボディブローを時折食ってポイントを奪われてしまった。採点はジャッジ三者ともに37-38の0-3。しかし劣勢の中でも臆せず右を合わせ、4ラウンドを戦い切った経験は、今後に生きるに違いない。菅原は1戦1敗。松枝選手は2戦1勝1敗。
岡田隆志、本場アメリカで初戦
 MTジムから米国カリフォルニア州へと拠点を移してトレーニングに励んでいた岡田隆志が2月13日、ついに本場アメリカ・デビューを果たした。最大手トップランク社がネバダ州ラスベガスのヒルトンホテルで開催したペイパービュー興行で、岡田はフィリピン人ホープ、ブルーノ・エスカランテとフライ級4回戦を行った。2年8ヵ月ぶりの実戦で、しかもベガスのリング。初回は硬さもみられたが、その後は互角以上にわたりあった。まぶたをカットするアクシデントにも見舞われながら4ラウンズを戦い抜き、結果は37-39、 39-37 、 38-38と三者三様のドロー。まぶたにキズを負ったことで45日間、リングに上がることは許可されないが、今回の米国初戦で、当地でのボクサー人生の足掛かりをつかんだことは間違いない。 岡田はこれで、プロ通算、2戦1勝1KO1分に。
2月スケジュール、続々決定
2月1日 東京・後楽園ホール
       渡部 真弓 VS 横田 佳久(厚木平野) 58s契約4回戦  ※渡部が怪我で棄権  
       野中 孝政 VS 高橋 竜也(ヤマグチ土浦) バンタム級8回

2月20日  菅原 裕樹 VS 松枝 洸佑(協栄) スーパーフェザー級4回戦 ※デビュー戦
2月26日  星野 晃規 VS 品部 正秀(Boy's 水戸)
       伊藤 史耶 VS 沼田 慶一(E&Jカシアス)
三垣 東洋太平洋ライト級王座奪取!!
1月16日、東京・後楽園ホールで行われた東洋太平洋ライト級タイトルマッチで、同級7位の挑戦者としてリングに上がった三垣龍次が、WBC10位にランクされるチャンピオンの長嶋建吾選手(エイティーン古河)を10回2分7秒TKOに下し、新チャンピオンとなった。プロ・アマ通じて分厚いキャリアを持ち、世界再挑戦を目指していた大ベテラン、長嶋選手に対し、三垣は立ち上がりからプレスをかけた。相手の老獪な試合運びに苦しみながらも、4回、右ストレートでダウンを奪って波に乗った。そして終盤に入って足どりに疲労が色濃くなったチャンピオンに、10回、右ストレートから畳みかけてダウンを追加。再び立ち上がってきた王者ににさらに連打を浴びせてタオル投入を呼び込んだ。昨年8月の日本ライト級タイトル初防衛戦で敗れて以来の再起戦でOPBFのベルトを巻いた三垣は、これで16戦14勝10KO2敗。「うれしいの一言です。序盤は体が動かなくて、一つ間違えれば自分もやばかったと思います。やはり相手は巧くて、打撃戦に持ち込んで打ち勝つしかないと思いました。最後(10回)はもう我武者羅で、何を当てたかは覚えてません」と、百戦錬磨のつわものをねじ伏せた試合を振り返った。長嶋選手は控え室で、これを最後に引退することを表明した。戦績は38勝18KO4敗2分。