ボクシングのすすめvol.2BY OKADA
ここが健康スポーツとして私が大いにお勧めするポイントです。スポーツをして汗をかく。それだけでももちろん爽快感があると思います。ダイエットにも美容にもどてもポジティブな事でしょう。そしてボクシングには、ネガティブな気持ちを拳にのせて発散するというプラスアルファの爽快感があります。
例えば、腹が立った時はモノに当たりたくなる。時にはどうしようもなく人をたたいたりしたくなる時もあります。それを悪い事と完全に否定するのはやめてください。なぜならそれは３歳の私の娘でもそうだからです。誰が教えるでもなく、誰の姿を参考にするわけでもなく本能的にそのような行動に出る。そんな光景を見て、これは自分を守る為の防衛本能なんだと私は強く感じております。そして社会的にはその本能は絶対悪として決して表に出してはならず、幼少期より押さえつけて生活を送らなければいけない。その我慢の積み重ねがストレスとなり、過度な食事を推進する等、心にも体にも多大な悪影響を与えてしまう場合もあります。日々の愚痴を誰かに聞いてもらうだけですっきりとした経験、皆様にもあると思います。体全身を使いそのストレスを拳に乗せて放出させる。そしてそれが十分な運動になり心と体の健康を促進させる。それらが融合した究極の発散性を是非お試しください。一般社会と違い、ジムではパンチをするとほめられます（笑）。自分を解き放つ事が出来る場所があるということは別の場所では自然と我慢強くなれるものです。ジムが皆様の心の拠り所に、といえば大げさではありますが、せめて皆様の思いの丈が詰まったパンチを我々トレーナーがしっかりとミットで受け止めさせて頂きます。そしてジムに通う方々のストレスを循環して、心も体も健康になって頂きたいと思っております。
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